本日10月16日 劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」 公開となりました。
朝一で観てきました!!!
もう号泣です。
涙が・・・涙が止まりませんでした。
煉獄さん・・・煉獄さん・・・・・・。
注意
これ以降の感想はネタバレを含みますので、ご理解のある方のみ先をお読み下さい。
劇場ポスター
劇場にはキャラクターひとりひとりのポスターが貼られていてテンション上がりました!
やっぱり禰豆子が可愛いねえ。
それぞれに鍵となる台詞が綴られている中、禰豆子の台詞には笑っちゃいました。
そりゃそうだよね。可愛い。
平日の朝一ということもあり、超満員というわけではありませんでしたが、お客さんはいっぱい。
ただどこもみっちり座っていると印象はなかったです。
入場者特典「煉獄零巻」
始まるまで私は「煉獄零巻」を読んでいました。
煉獄さんの初任務エピソード。
この頃の煉獄さんはまだ眉毛もやや下がり気味、気迫溢れる炎柱ではなく、千寿郎くんのように優しさとどこか不安げな表情さえ伺えるような顔つき。体格ももちろんまだ頼りない。
当たり前だけど煉獄さんにもこんな時期があったんだな・・・としみじみ。
この頃既に優しかったお父様の面影はなく、隊士になった当時から寂しさと向き合い、兄として、鬼殺の隊士として、一日一日を乗り越えてきたんだと思うと、本当に切なく胸が苦しい。
煉獄さんは純粋で素直で、真っ直ぐな人だったとつくづく思います。
常に自分を自分自身で鼓舞し続ける、それがどれだけ大変なことか。
初任務を見て煉獄さんがどれほど冷静で聡明か、瞬時に判断して実行へ移すだけの勇気を兼ね備えた人なのか分かりました。
初任務でこんなに動ける隊士って一体どれだけいるだろう。
この人はやっぱり才能のある人だ。
そしてそれを血の滲む努力で、確かな実力としてを積み上げてきた人だと。
もう何かも尊敬です。
こんな人、こんな眩しい人いる・・・?
でも、どのキャラクターにもモデルはいると吾峠先生は仰っていましたね。
煉獄さんのような人がこの世にいるなんて、ちょっと信じられないです。
出会ってみたい。でもきっと出会うには、出会えるだけの自分という人間も成長させないと出会えないんだろうな。
無限列車編 本編感想
原作を読み、あらすじを知っているがゆえに、列車に乗り込んだ時の音楽から泣きそうになりました。
この先を想像してしまう、恐ろしくて苦しく、切ない、色んな感情が込み上げてくる物語の始まり。
音楽も流れるタイミングも本当に素晴らしい。
鬼滅の音楽ってどこか懐かしか胸に響くものが多いですよね。
そしてそれを劇場という豪華な音響で聴けるのも幸せ。
子供の頃は人並みにアニメや漫画に触れていましたが、大人になってからアニメを見たのは鬼滅が初めてかも・・・。
だからこそ、アニメ鬼滅の刃のクオリティに衝撃を受けました。
私は何の知識もないド素人ですが、それでも作画の美しさ、CG効果や音楽、アングルやエフェクト・・・今のアニメってここまで進化しているの?!それが最初に観た素直な感想でした。
だからこそ、この劇場版への期待値はとても大きかったです。
大人になってからアニメを映画館へ観に行こうなんて思ったことはなかったですが、・・・あ、こないだのジブリは行ってた笑 でもそれくらいで、全然興味がなかったのに。
そしてその期待を遥かに超えた最高の作品を観させて頂きました。
本当に最高でした。
これは何度でも観たい。観に行く。
映像化されることで殺陣が漫画より分かりやすく、臨場感もよく伝わってくるので、本当に迫力ある、息を飲む戦闘シーンでした。
煉獄さんの強さが、どれだけ凄まじい存在なのかがよくわかって、そして猗窩座の言うように、まだ全盛ではない。これからもっと磨かれ洗練され、より強くなるであろう彼の姿がとても・・・もう本当に惜しまれてならない。
こんな辛いことはない。私も炭治郎と一緒に大号泣でした。
若い芽は摘まない・・・煉獄さん、自分だってまだまだ若い、これからの未来ある人なんだよ・・・それでも、これからの未来を、意志を継ぐ者たちを信じて、皆のために、全身全霊で戦い抜いた煉獄さんは本当に格好良かったです。
肉体も精神もこんなにまで鍛え抜かれた強い人がいるだろうか・・・猗窩座が魅了されるのもよくわかる。
煉獄さんの死は惜しまれてならないけれど、この死は無駄じゃない、それは確かで、確実に炭治郎たちが意志を受け継いで物語が進んでいく、これが鬼滅の良いところですね。
哀しいけれど、美しい、人の想いは絶対に切れない。
老いることも 死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ
老いるからこそ 死ぬからこそ 堪らなく愛おしく尊いのだ
強さというものは、肉体に対してのみ使う言葉ではない
この煉獄さんの台詞大好きです。
まさにその通りですよね。
わずか20歳にしてこの言葉を紡げる彼は本当に素晴らしく、そして今までの人生がどれだけ過酷だったかがよく分かります。
それだけ人の死が身近であったということ。
失われる力や命をも既に受け入れ、今の自分にできる最善を尽くす煉獄さんって本当に素晴らしい人格者ですね。
そしてあの、普段のキャラクターがとても愛くるしい。
もっと観ていたかったな。
この無限列車編は私の中で、まだ消化不良の部分が多いです。
魘夢に幸せな夢を見させられているはずなのに、煉獄さんの観ている夢はとても切ない。
幸せな夢なら、まだお母様がご健在で、お父様が炎柱として活躍され、家族4人笑顔のシーンが来るのかと思っていました。
なぜこの夢を見ることとなったのか私の中では未だ謎です。
そして、千寿郎くんに話しながら自分自身にも語りかけ勇気づけているあのシーンがとても切ない。
正直に言う 父上は喜んでくれなかった。
どうでもいいとのことだ。
しかし、そんなことで俺の情熱はなくならない。心の炎が消えることはない。
俺は決して挫けない。
そして千寿郎 お前は俺とは違う お前には兄がいる 兄は弟を信じている
どんな道を歩んでもお前は立派な人間になる
燃えるような情熱を胸に頑張ろう
頑張って生きて行こう
寂しくとも
煉獄さんは普段あんな風だけど、心はとても繊細で優しく、皆と同じように傷ついていたはず。
だからこそ煉獄さんの魂の核。
熱く燃える炎とその紅い核。
あの場所は、とっても淋しく感じてしまう。
あんなに元気で真っ直ぐで、とても優しく誰もが憧れる炎柱だけれど、常に孤独や淋しさと向き合いながら戦ってきたんだろうか、そう思うと胸が苦しい。
お母様の言葉や優しかったお父様との思い出、千寿郎くんが大きな支えになっていたんだよね、きっと。
炭治郎もそうだけれど、強くなる原動力は自分ではない誰かのため、守りたい何か誰かがいるからこそ、どんなに過酷な道でも前へ進むことができるんだね・・・。
もうそうやって色々考えると切なくて苦しいです。
炭治郎だって普通では乗り越えられないような残酷な目にあっているのに、あれだけ美しい場所と魂の核がある。
この二人の差は何だろう・・・そう考えてしまいます。
まあ、そんなことを言ったら善逸や伊之助のあの無意識領域はなんなんだ・・・って感じですが笑
善逸と伊之助、あの二人がいてくれて本当に良かったとつくづく思います。
じゃないと辛すぎて辛すぎて、常にぶれない二人の性格に癒されました。
炭治郎の場面を選ばず冷静な突っ込みを入れるところも大好きです。
本当に、本当に、煉獄さん格好良かったなあ・・・。
鬼滅の刃 無限列車編 劇場で観れて本当に幸せでした。
鬼滅が好きな方はぜひ劇場で、大迫力の映像と音楽で、彼らの死闘を見届けて下さい。
追記
IMAXにて再乗車! 2020.10.21
言わずもがなIMAX最高でした!!
やっぱり映画を観るならIMAXでも観ておきたいですね。
この迫力は…
そして何度見ても、何度見ても、煉獄さんは格好良い…。
どこまでも強く勇ましく、そして優しい。
本当に早すぎるよ…。
あと全然触れてこなかったけど、猗窩座も格好良いよね。
あの構え、術式。
猗窩座の過去を思うと更に苦しいが…。
何度観てもやっぱり良い!!!最高だよ。
本当に何度でも観たい作品。
鬼滅テレビ最高でした 2020.10.26
ABEMAにて鬼滅テレビが放送されましたね!
ついに経済の柱とまでなった100億の漢「煉獄杏寿郎」
そして、第三弾キービジュアルの解禁!
【第三弾キービジュアル 解禁!】
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) October 25, 2020
絶賛上映中の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の第三弾キービジュアルを公開いたしました!
▼公式サイト
https://t.co/cyuNV5Sn9y #鬼滅の刃 pic.twitter.com/rpIxoc4Rss
もう・・・最高ですね・・・。
煉獄さんのこの表情・・・。
猗窩座との対比・・・。
素晴らしすぎる。
さらには、公開中PVの解禁
これ見ただけで、もう涙が浮かんでくる。。
猗窩座の登場で一気に変わる空気。
煉獄さんの大好きな台詞・・・。
炭治郎の叫び・・・。
やっぱりもう一回観に行こう。
行かずにはいられない。
昨日の鬼滅テレビで日野さんがお話されていた
杏寿郎はきっと、お館様からの言葉を父から言われたかっただろうなという言葉が・・・もう・・・本当にそうですよね。
なんて切ないんだ・・・。
それでも本当に煉獄さんは強く、勇ましく、素晴らしい生き様だった。
本当に制作に関わって下さった全ての皆さまに感謝です。
余談
ちなみに私は実写化反対です。
これ以上の作品は実現不可能だと思うし、これだけ素晴らしい作品はこのまま大切にされていくべきだと思います。
Twitterで善逸に幸せな過去がなかったから、あの夢になったんだという解釈を目にしましたが、個人的には例え殴られ罵倒され続けた?修行時代でも、兄弟子に嫌われていてもその後のエピソードで回想するシーンを思うと、決して不幸せではなかったと私は思います。
幸せという表現ができなくても、痛みがあっても温かく大事な思い出だったはず。
ただ善逸は未来に目を向けて、辛い現実を乗り越えて幸せになるという強い希望・想いがあの夢を見させたんじゃないかなと個人的には思っています。
伊之助については、3人が初めて出会った当時、炭治郎に「未来のこともちゃんと考えろ」的なことを言われても「俺はこの刹那が・・・」的な返答をしていたので、今の伊之助にとって過去はさほど重要なものではなく、常に今、この瞬間を生きているからこそあの夢になったのでは・・・と思います。
ほわほわを重ねて少しずつ、人の想い、大切な日々の瞬間を振り返り実感できるだけ成長してきたんだと。
個人的な考えですが・・・鬼滅・・・とっても深いですね。
やっぱり大好きです。
そして、もっと幸せな日々を沢山みたかったです。
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