【注意‼】立ち止まってよく考えて!実業家集団「環境」でピンとくるあなた!

リアルの友人達には、とても言えない私の経験をここで吐露していきたいと思います。

私は通称「環境」という外部からは実業家集団(マルチ商法集団)と呼ばれる集団に数か月間所属していました。
※彼らはマルチ商法ではないと否定していますが、たとえ法律上問題がなくても私はマルチと同じだと思っています。

今現在、
・「環境」という言葉にピンとくる
・よく合コンに誘われる
・みんなで夢を叶えよう!と熱く語ってくる人がいる
・実際に叶えている人の話を聞きに行こう!
・知り合って間もないのに、やたら親身になって話を聴いてくれ、仲良くしてくれる
・「師匠」と慕う人がいる
等々…これらに思い当たる人は、一度距離を置いて冷静に考える時間を作って欲しいです。

そして、まだそんな人達とは出会っていないという人は、これから出会う可能性があります。
それは合コンであったり、セミナーであったり、趣味のワークショップ、ランゲージエクスチェンジ等至る所に彼らは現れるからです。
どうか予備知識を持って、核となる自分を見失わず、彼らと付き合う心構えをしてほしいです。

私自身、今考えると、長い人生において良い経験をさせてもらったと思っています。
若気の至り…間違いなく自分には情熱や叶えたい夢があった、幸せになる道筋は沢山ある、その選択肢の中で自分には合わないものを一度選択してしまったんだ、と思っています。 全てが害であるとも思ってはなく、学びもあったし、尊敬する部分もある、ただ最終的に価値観が完全に違ったということです。


「環境」とは

自分の人生を「物心共に豊かにする」ことを目標に掲げた人々が集まる集団。
この目標達成のために活動するメンバーを、全国で1万人以上にすることを「環境」としての集団目標としています。

「物心共に豊かに」そのためには、何が必要か、物で苦労しないためにはお金を、心の安定には仲間を。
これら二つを集めるために活動しているのです。

そして現実的には、信頼できる仲間と共に事業を始めて、お金を稼ぐということに繋がっています。

そのため、まずは仲間を集める…ここから「環境」の活動は始まっていくのです。

この集団は元々「モデーア」というネットワークビジネスの中の「ワンダーランド」というチームで活動していたようですが、取引停止により脱退させられ、「環境」という名称に改名して活動を再開しているそうです。
※これはメンバーからは教えてもらえませんでした。自分で検索しまくり知った情報です。
「環境」のトップ(通称:トレーナー)は、セミナー(通称:全国)で「独立した」と発言していました。

この組織は実に巧妙に、綿密に考えられており、短期間しか所属していなかった私はほんの一部しか知りません。
「環境」という言葉のチョイスも、検索避けを考えた戦略だと思います。

「環境」の代表は

「環境」を代表しているのは、「みゆきさん」、「トレーナー」の2名です。
「環境」ではお互いをあだ名で呼び合う慣わしがあるため、本名は知りません(調べれば出てきます)。
この二人を筆頭に、各チームが存在し、それらを代表する師匠たちが存在します。

この二人は「環境」の中では、神様的存在で崇高の眼差しがとんでもないです。
宗教感が漂っています。
表に立つことが多いのは、トレーナーになります。

当時の私のような新参者は、名前はよく聞いても直接お会いする機会は全くない状況。
月1回のセミナー(通称:全国。以下「全国」)で講談されるのを見るだけ、終了後の挨拶へメンバーへ引きずられながら行くも、すごい数の人だかりで挨拶も困難というような感じでした。
皆の二人へ対する尊敬の関わりは、ちょっと常軌を逸しているように感じました。あとはゴマすり感と顔色を伺う態度がヒシヒシと伝わってきて、とても居心地が悪かったです。

「環境」での主な活動は

キーワードとなる「物心共に豊かになる」。
これを達成するためには、仲間を集めてビジネスを始める。
では、まずその仲間を集めなければならない。

仲間集め

今いる友達の中から探す。
合コンやワークショップ等(通称:現場)、人が集まる場所へ出向いて新しい友達を作る。

仲間作り

夢を語り、相手の夢を知り、情熱を高め、共に夢に向かって頑張ろうと説得、活動意欲を高める。

師匠へ紹介

「相手が」一緒に活動していくことを決心したら、「尊敬する人」「成功している人」「ビジネスを教えてもらっている人」等々の謳い文句で師匠へ紹介します。
※ここまでの流れに「環境」という言葉は一切出てきません。
※大抵「金持ち父さん、貧乏父さん」の本を読むよう薦められる。

セミナー参加

事業についてや自身の向上に関するセミナーへ一緒に参加しようと誘われる。
内容自体は、自分の気持ちの持ちよう、本の紹介、社会的に実際に成功している人を例に挙げ、その人の習慣や考え方の紹介等、ためになる内容もあります。
※師匠紹介と前後することあり。
※セミナー参加費は主催による。

師匠へ弟子入り志願

セミナーへの参加や、仲間を紹介し、一緒に頑張ろうと熱烈アプローチを始める。
「本人の意思」で自分も皆と一緒に頑張ると決意が固まれば、師匠へ弟子入りを志願しに行きます。
弟子入りが許可されると、かなりオブラートに包まれた組織の概要が教えられる。
※決意が曖昧だと断られる場合もあり。そこでこの組織に入ることへの価値が高められている。

活動開始

師匠へ紹介してくれた紹介者の指南を受けながら、仲間作りを開始する。
大抵今いる友達では足りないため、新しい友達を作ることとなる(合コンやワークショップ参加)。
活動状況を毎日師匠へメール連絡する(=毎日何かしら活動する必要がある)。
メンバー皆が活動、報告を行っているため、自分も頑張らなければという心理になる。
メンバーも活動が停滞しないように「一緒に頑張ろう!」「何か困ってない?」など手厚くフォロー。

まずは仲間を9人集める

目下の目標は、9人の仲間。
一緒にビジネスをする信頼できる仲間を9人集めようと言われます。
※自分が集めた仲間1人を1系列と呼ぶ。

自己投資15万の概要を知る(3か月後)

チーム毎のセミナーは毎週あり、そこで、成功する条件の一つとして、自己投資も紹介されます。
その実態を3か月後に教えてもらえます。
※私の場合、それまではこちらから聞いても曖昧にはぐらかされ、詳しい説明はしてもらえませんでした(多分口止めされてる?)。
自己投資:師匠が経営するお店の商品を買う。
師匠によっては、店舗等なく何人かの師匠が集まって一つの仮店舗に商品在庫を入荷。それをメンバーに買わせる。その一部収益が師匠や紹介者へ。自分も仲間を作り紹介者となり、その仲間が商品を買い始めれば収益が入る。

9系列達成すると小売業開始

小売業の開始条件は、私が所属していた当時のもので最新の条件は変更になっている可能性あり。

実際に活動してみて

一応、法律上問題はないそうですが、この流れで活動するにあたり、この条件を数か月で達成する人もいれば、数年が過ぎても全く達成できない人もいて、かなり格差があります。
また、活動経費もかかるため、金銭的にも苦しくなってきます。
そのため、合コンや飲み会などを主催して、やり繰りしながら会費から収益を出したりもしています。
その中で、仲間になれそうな人を探し、その相手と1対1で深い話ができるような信頼関係の築き、時間も捻出しなければなりません。
普通の仕事もこなしながら、平行して進めていくのかなり困難です。

また、仲間になってもらうための信頼は簡単には得られません。
そのため、紹介者や師匠へ相談することも多くなります。
毎週のセミナー参加、師匠たちとのつるみは強制ではないものの、絶対参加という暗黙のルール。
このため、住んでいる場所が遠いと金銭的にも時間的にもかなりの負担です。
そうなってくると、「職住近接」をキーワードに師匠の自宅近くへ引越しをすすめられます。
私の場合は、一人暮らしなら家賃5万円以下を絶対条件とされていました。
師匠は都内の良い立地に住んでいます(主にタワマン、成功者としての憧れを誘引させる)。その近辺で5万円以下となると、かなり条件を下げない限り見つからないです。
そうすると今度はメンバーとのルームシェアをすすめられます。
普通の賃貸に、3~4人で住むためパーソナルスペースはとても狭く、環境も劣悪と聞きました(メンバーとのシェアなので、セミナーや現場など生活リズムが被り水回りが自由に使いづらい等)。
ただ、実際活動するにはかなりお金がかかり、近い将来15万円投資をしていくとなると、本当に金欠となります。
そのため、シェアへ引越すメンバーは多かったです。
私はどうしてもそれが耐えられなかったので頑なに抵抗していました(よく詰められましたが)。

平日は毎日仕事をして、現場へ出て、師匠へ報告メールを送る
週末はセミナー参加、自分主催の飲み会をセッティング、幹事実施
仲間になれそうな子との時間を作る 等々
考えること、やることが沢山あって常に時間に追われていきます。
当時の私は日々やることに追われ、寝るのが3時過ぎ、これが通常運転でした。
当然、仕事にも影響が出てきました(居眠りなど)。絶対に良くないことです。
※残業が多い仕事だと、辞めて残業のない派遣社員をすすめられます。
でも周りの皆も頑張っている、成果を出している、師匠もメンバーも親身になって応援してくれている、成功して親孝行したい、今よりちょっと贅沢な生活をしたい…等々色んな思いが巡って、それが原動力となっていました。
今思うとよくそんな生活ができたものだと逆に感心します。
それだけ、夢に純粋だったんだなとも…笑
正直セミナーの内容は本当にためになるものもあったのです。だから余計に自分も頑張ろう、素晴らしい人間になりたい、自分を磨きたいと思えていたんですね。

ただ、自己投資15万の詳細を聞いた時に、ずっと気づかないフリをしてきた疑問が大きく膨らんできたのです。
仕事が疎かになりながら、この活動を続け、成功する保証もない(自分次第)、お金も時間も余裕がない、こんな毎日自分はいつまで続けられる?
そして15万円の自己投資?(小額からでもOKとも言われました)。
お金を貯めたいのに、その自己投資が商品を買うこと…?
しかも自分が作った仲間にも、後々はこの15万自己投資を強いることになる…これって本当にしたかったこと?
仲間を使って自分の収益を得る…それって違うよね?等々

それに、その商品というのが全く良いものではなかったんです。
オーガニックを謳った日用生活品やサプリメントでしたが、本物のオーガニックであればオーガニック認証マークがついています。
それもついていない商品を信用できるか…サプリメントだって安易に飲むようなものではありません。
本来自分の身体に何が不足しているか知った上で、適量を飲むこと。
毎月15万消費するためにとりあえず買うようなサプリは必要ないです。そして絶対余るのです。
これは完全にお金を捨てているようなもの、いえ、師匠と紹介者へ献上しているだけです。

周りはだからこそ早く仲間を作ろう!と意気込み、励まし合っていましたが、この連鎖を自分が純粋に頑張りたいと思った仲間にさせられますか?話せますか?
相手の人生を変えてしまうかもしれないのに、その責任はなしですか?
自由意志で相手が自分で決めたものだから関係ない?
こんな色んな感情が沸き上がってきて、私はもうこれ以上続けられないと確信しました。

ちなみにこの活動について、家族に話すことはやめた方が良いと最初に諭されます。
事業を始めること自体、親世代からしたら無謀だし、心配を多くかけてしまうから等々色んな理由を話されした。

確かにここでの活動は、人と接する機会が増える分、コミュニケーション能力は向上しますし、喋りも上手くなります。
高い向上心のもと活動していくので、ポジティブ思考にもなれる。
成功すれば本当にお金を稼げる。

でも、このやり方が本当に自分の価値観と合っているのか。
成功の保証がないまま、不安に打ち勝ち、継続できる意志とお金・時間に余裕があるのか。
※このスケジュールで動いていると帰省したり、旅行へ行くのが本当に難しくなります。
せっかく出会った大切な人に同じことを求められるか。
自分の幸せとは…大金を稼ぐ大きな夢も実現できたら嬉しいけれど、好きな人と好きな場所で小さな幸せを感じられる落ち着いた日々を過ごしたい。
人の心理を考え、どう伝えれば相手が動くかなんて考えたくない…。等々。

色々考えた結果、私は脱退をしました。
脱退するにあたり、メンバーや師匠からはかなり止められました。
とても温かい言葉で、私と一緒に頑張りたい、一緒に夢を叶えようと…。
でも、そりゃあ紹介者や師匠からしたら金の成る木を失うわけですから、本音は誰一人辞めさせたくないわけです。
ただ、人と人が直接話し合うとどうしても情が出たり、心が揺らいだりしてしまいます。
なので、私は抜けるのに相当大変な思いをしました。

入った当初は、詳細もわからず、ただ自分磨きや一生懸命頑張っている人に刺激を受けて、自分ももっと頑張れる、夢を叶えたいとワクワク希望を抱いていましたが、時間が経ち、やり方や内部の情報が分かってくると、私の価値観とは到底合いませんでした。
もし今、勧誘を受けていたり、入っていて疑問を感じているという方は、一度距離を取って(弱っていると優しく言葉をかけ続けられます)冷静に考える時間を取って下さい。
人それぞれですから、どの選択をしても良いと思います。
ただじっくり考えて後悔のない選択をしてほしいです。

最後に、ここまで読んで下さった方ありがとうございました。
これはあくまで個人の体験談になります。
この記事を書くにあたり、かなり勇気がいりました。
もしこのブログが閉鎖されたらこの記事が原因かもしれません。
でも一個人の経験を、考え方を発信する権利はあると思います。
私の考え方が全て正しいわけではありません。
ただ、判断材料の一つになれば幸いです。


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